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DAY 18 – 危機感に欠ける

なにかを頑張ったり、もがいたりしたところからしか物語は生まれない。

 

アイルランドに来てからというもの、常になにかしら頑張らなければいけない状況にあった。

家が見つからなければ露頭に迷うし、言葉はわからずとも何かを買って食べなければならない。
我がギターなどはもっと酷い目に遭った。

そういうところから、このアイルランド紀行に『書くべきこと』を見出していった。

 

ところがどうだ。
この二日間、いったい何を頑張っただろうか。

 

もちろんなにもしていなかったわけではない。

昨日から二日かけて実施したホームページの大改修、これによって英語圏の人が来た時にみるべきページを実装した。

ハウスメイトから教わって近所にある大型スーパーの存在を知った。
実際そこに行ってみれば、今までこの国であれほど探しても見つからなかったラップやジップロック、そしてティッシュペーパーまでもが手に入った。

確かに前進した一日だった。

 

しかし、私は逃げたのだ。
さながら夏休みの宿題を後回しにし続け、最終日に泣きながら徹夜する中学生のように。

英文履歴書を書くという大目標を、私は今日もサボってしまった。

 

家が見つかってからというもの、イマイチ危機感に欠ける。

ここは異国、こんなに気を抜いていて良いものか。
この調子でいつになったら英語ペラペラになれるというのか。

今日もがいたことと言えば辛ラーメンのスープにむせて咳き込んだら鼻に逆流して、あれはかなり痛かった。

そんなことをしている場合ではない。

 

もっと英語に触れなければならない。

自らの義務から逃げる口実にどれだけ別の作業をしたところで、目標には一歩も近づけないのだから。

 

 

 

とはいえ公務員だって土日と二日連続くらいでは休むものだ。

いろいろそんな場合ではないのだが、出国前にマネージャーが持たせてくれたハイネ詩集を読んでから寝ようと思う。

 

明日から頑張ろう。