DAY 36 – 激しい怒りによって目覚めた・・・

けんじ。
街を歩いていたらカタカナが見えたので珍しく思い入店。
これもまた、似非日本だろうか。
わからないが違和感がある。
とはいえ、日本を歩いていれば英語の看板だらけ。
あれらも英語圏の人から見れば奇妙に映るのだろうか。
昨晩、PPSナンバーの申請をWEBで行ったのだが・・・
どういうわけか居住国の欄だけ、何度やっても「必須項目が空白です」とはじかれてしまう。
もちろん入力している。
問い合わせてみると、
「その欄は1,2文字入れたところで国名の候補がメニューとして表示される。
そこから選ばないと駄目である」という回答。
他はすべて自分で打ち込むのだが、そこだけは選択制。
ならば書いておけという話だが、こちらが見落としていただけかもしれない。
そう思って再び試してみたが、そんなメニューは出てこない。
パソコンで試し、スマホで試し、ショッピングモールの有料パソコンでも試し、やはり表示されない。
明らかにサイト側の問題である。
なのでもう一度問い合わせのメールを入れた。
今度は苛立ちを込めて。
その後、銀行の口座開設に行ったのだが、入口から受付までが長蛇の列。
アイルランドはどこに行ってもオペレーション最悪である。
いや、日本が神経質にそのあたりのことを研ぎ澄ましているだけで、世界的には日本の方が非常識なのだろう、きっと。
だから、そう思って苛立ちを鞘に納める。
同じ銀行で、ストリートライブの申請料金を支払う方法を聞いたら
口座なしでも支払う方法を教えてもらった。
そちらもまた長蛇の列。
支払いブースのある部屋は鍵がかかっていて、「Please Enter」という表示灯がある。
最前列まできて、それを待っていると真後ろに並んでいたおばさんがせっついてくる。
どう見ても「WAIT」と書かれたライトが点灯しているのでそれを説明する。
そんなやり取りを何度かしていると、このおばさん、列を抜けて追い越し扉へ直行。
そこで、完全にキレてしまった。
苛立ちがピークに達していた。
おばさんを列に戻らせ、点灯を待って手続きへ。
ストリートライブの申請はこれにて完了と思いたいが・・・。
これもまたこの国の行政の管轄。
不備のあるWEBページをほったらかしているような連中だ。
ちゃんと受領されるのか怪しい。
なお、銀行口座開設は職場から渡された書類の不備により受け付けられず。
まったく嫌になる。
一つ良かったことがあるとすれば、
PPSナンバーに関する問い合わせのメール
英語でここまで言いたいことが言えるようになったんだなと、我ながら驚いている。
激しい怒りによって、英語力を目覚めさせたのか。
このような申請手続きがまだいくつも残っている。
戦いは続く。