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DAY 44 – 解放されたい

最近あらゆる心労が溜まっているのか、8時間くらい寝ても疲れがとれない。

 

練習時間も、制作時間も、まったく足りない。

ならば寝るなという話だが、ここシェアハウスでは夜中にギターを弾いて同居人の眠りを妨げるような真似はできないので同じこと。

残念ながらギターなしでは作曲もできない自分の才能の矮小さを呪う。

 

そんな状況でも、平和な場所に居て、生きるか死ぬかを気にしなくても、たとえやりたくないことでも食い扶持が得られるだけ幸せなのだと思うしかない。

 

そう思わなければならないこの世界は最悪だ。

 

自分であることを許されている人間など一握りしかいない。

そちら側になりたいと願って、余計な心労をため込む人生だ。
いや、そちら側なんて、どうせろくなものではないとも思う。

 

一日も早く解放されたい。

 

そのためには制作の時間が必要なのに。

 

そんないたちごっこにもう何年付き合わされているだろう。

付き合わされているのだ。そういう世界なのだから。

 

 

 

何を言っているかわからない人には一生わからない話だろう。

 

 

 

今日が特に病んでいる日とか、そういうわけではない。

いつもそんなことに絶望しながら生きている。

 

願わくば、すべての人がそこから解放されて、自分であることを選べる世界になってほしい。