プロフィール

Takayoshi Nakai(中井崇睦、1992年2月15日 - )は日本のギタリスト・作曲家。横浜出身。
主にアコースティックギターを演奏し、インスト楽曲を制作。
近年は平成流し組合に参入。『流し』としても活動しており、都内複数の横丁に歌い手・伴奏師として出没中。
来歴
少年時代
3歳頃から音楽教室に通ってリトミックを学ぶ。音楽好きな両親が運転中や食事の時間にクラシック音楽、あるいは映画のサントラをよくかけていたことで、子ども時代から音楽に触れて育った。また、キリスト教家庭のため讃美歌にも親しみがある。
夕飯時以降のテレビを親から禁止されていたため、学校の友達が観ている音楽番組やドラマ主題歌に触れることがなく、流行りの音楽はほとんど知らなかった。
物心つく頃にはエレクトーン教室にも通っていたが、小学校5年生のころにやめてしまった。
14歳頃、ゆずを好きになったことがきっかけでギターに興味を持つ。
15歳、高校受験直前にテレビでthe GazettE『Filth in the Beauty』のミュージックビデオを見てギターに目覚める。
見た目のかっこいいギターが欲しくて楽器屋へ行き、お年玉でGrassRootsのForestシェイプギターを購入。そこからヴィジュアル系ロックにのめりこんでいく。
バンド活動
高校・大学時代は理想のバンドを求めていくつものバンドを渡り歩いた。
理想的なバンドに出会えない中、当時DTMを始めていたため、全パートを自ら演奏して『Psychedelic Dream』を制作。一人で活動していこうと決めかけていたタイミングで、やっと理想的なバンドに出会う。
素晴らしいバンドだったが、わずか数回のライブ、数か月で解散となってしまった。以降は一人で活動していこうと決意。
シンガーソングライターへの転身と挫折
当時地元横浜にあったライブハウス『山手Angels Club』のマスターに誘われてライブ出演。エレキギターインスト曲を披露したところ「ひとりでやるなら歌わなきゃもったいない!」と勧められ、この時から同店マスター武田信彦氏を師匠と呼び、歌を習いながらシンガーソングライターに転身。
以降数年、同店で月一度の主催ライブを開催。
2019年、27歳、その頃には他のライブハウスでも活動していたが、限界を感じたため音楽活動を終了。
ギターインストへの回帰
活動停止し、ギターを弾かない時期を数か月過ごしたが「やはりギターはやめられない。」とギターインスト路線へ回帰する。
シンガーソングライター時代からライブで披露していた『非奏』『Highway』『Sakura』を軸にアルバム制作を開始。同時に「日本人は歌モノしか聴かない。」という考えから、英語の勉強を始める。
2022年、『非奏-mixture slam-』を配信開始。続けて『Alone』、『Highway』を配信し、ミュージックビデオを公開。
アイルランド生活
2023年、31歳、英会話の実践を目的にアイルランドへ。
アルバム『Medios Mixtos』を発信。
現地ではBurger Kingでアルバイトをしながらストリートライブをして過ごした。ストリートライブをしていた際に出会ったビデオ編集者のTomohiro Marutaと意気投合し『白鯨』、『I'm Still on the Way』、『Rain Dance』のミュージックビデオを現地で撮影。
帰国後の活動
2024年2月、帰国。
平成流し組合に参入し、流しの伴奏師・歌い手として都内複数の酒場にて演奏活動を行う。
帰国後より『ギタリスト身体論』の著者、八幡謙介氏に師事。
アイドルグループ宝石娘に『Thanatos』『雨の日』の2曲を楽曲提供。ギター演奏でレコーディングに参加。
同年9月27日、横浜市栄区民文化センターリリスにて『午後の音楽会』に出演。実質自身初のホールワンマン公演となり、約300人を動員。
現在に至る。